原発イヤだ!府中

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学習会『収束作業の現場から考える福島原発事故のいま』報告

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ごぼうさんからは、リアルな収束作業の現場の話のみならず、反対運動での「ヒーロー扱い」される事に対する違和感や、通常の労働よりも労働者への安全の配慮が蔑ろにされている現場への怒りなどが聞けました。その上で、作業員も、福島に住んでいる人も、反対運動する人も、皆、生活がある。そこを考えながらそれぞれが繋がっていければ、といった話が印象的でした。

鈴木さんからは、原発についての情報の不透明さを特定秘密保護法と結びつけて考える事、同時にアベノミクスの大きな柱として原発輸出を据えている事、そういった動きの背景に原子力ムラの再活性化がある事などが聞けました。

お2人のお話を併せて聞く事で、不安定で危険な収束作業の現場から原子力ムラまで、さまざまな視点でいまの原発問題を考える事ができたのではないかと思います。

質疑の時間も参加者の方々が活発に発言をし、色々と意見交換ができ、良かったと思います。時間が足りないくらいでした。

参加者は27名。濃い学習会でした。